ター滝

沖縄北部の大宜味村にある「ター滝」は、山が少ない沖縄において希少な美しい滝です。亜熱帯植物や珍しい生き物が多く生息する秘境なので、気分はまるでジュラシックパーク。今回はそんな沖縄のおすすめディープスポットのひとつ、ター滝をご紹介します。

沖縄北部の大宜味村にある「ター滝」は、山が少ない沖縄において希少な美しい滝です。

亜熱帯植物や珍しい生き物が多く生息する秘境なので、気分はまるでジュラシックパーク。滝にたどり着くまで人口の遊歩道がなく、川の中をザブザブと歩いて進まなければなりません。しかし、苦労してたどり着いた先で浴びるマイナスイオンのシャワーは何物にも代えがたいご褒美。

今回はそんな沖縄のおすすめディープスポットのひとつ、ター滝をご紹介します。


■沖縄のディープスポット「ター滝」とは?

ター滝の「ター」とは「2つ」という意味。流れが2つに分かれている様子から「ター滝」と呼ばれるようになったのだとか。

そんなター滝があるのは沖縄県北部の「やんばる(山原)」と呼ばれるエリア。周辺には亜熱帯の照葉樹林が広がります。滝が位置するのは平南川(へなんがわ)の上流で、生い茂ったシダや巨大な岩を目にしながら清流を歩くリバートレッキングで向かっていると、映画の中の冒険家のような気分に。

40分ほどかけてパワースポットとも言われるター滝にたどり着くころには体力的に疲れているかもしれませんが、精神的にはきっとスッキリとできるでしょう。


■ター滝への行き方、服装

国頭郡大宜味村のター滝までは那覇空港から車で90分ほど。ター滝入口の専用駐車に車を止めたら、そこからは川を歩いて向かいます。水の深さは大人の膝くらい。

亜熱帯植物に囲まれた川をリバートレッキングで上ります。途中、珍しい昆虫や魚にも出会えるかもしれません。

岩に囲まれた上流エリアの奥にあるのがター滝。落差10mの美しい流れに感動するはず。マイナスイオンと澄んだ空気を胸いっぱい吸い込みましょう。

なお現地へ行くときの服装は、濡れてもいいハーフパンツや男性は海パンがおすすめ。女性は普段着の下に水着を着て行くと安心です。冬は厚手のウェットスーツを着て行きましょう。

靴も濡れても良いアクアシューズがおすすめ。ビーチサンダルは滑りやすく、すぐに脱げてしまうのでNGです。


■ター滝の楽しみ方

ター滝に到着したら、童心に帰って思い切りはしゃぎましょう。

まずは滝に打たれて修行僧の真似から。本物の滝修行とはちがって沖縄のやさしい水温なので、楽しみながらできるはず。

その次は設置されているターザンロープにぶら下がって、叫びながら滝壺にダイブ!叫んだ瞬間をカメラにおさめてSNSにアップするのが人気です。

他にも、滝の裏側を探索したり岩からジャンプしたり、さまざまな楽しみ方ができます。

一方で、アクティブな遊びが苦手という人には生き物観察がおすすめ。シュノーケルをつけて川底を覗けばいろいろな生き物が見つかるでしょう。


【ター滝】

住所:沖縄県国頭郡大宜味村津波1570?1
TEL:0980-50-5707
URL:http://ta-taki-falls.com/

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